日記,2022/05/30-2022/06/28
2022/05/30
目標:今年中(12月の給料日まで)にお金貯める。せめて秋口までに50万は貯めておきたい、、、、
2022/05/31
知らないことを知る、やってみるということは本当におもしろい!世の中は知らないことでしか構成されていなく、それに働きかけることで少しでも知れるって本当に贅沢だな。
2022/06/01
“『人間が言葉を発声する』行為の魅力が詰め込まれていると思った。まずリズムが良い。しかも内容が面白くて、意味もある。だから聞いてて気持ちがいいんです。劇作家って役者に言わせることを前提に言葉を書くから、他の文筆家たちと比べて言葉に身体性があるんです。”
“以前岡田利規さんが『劇作家として描きたいものは何か?』という質問を受けたんです。そしたら彼は『向かい合って今にも接吻しそうな男女がいる。しかし、観察者の立場としてそれは認識しながらも、彼らの真上を飛んでいる鳥の腸の中でうごめく糞の運動を描きたい』的なことを言っていたんです」。つまりメインカルチャーを視界に入れつつ、誰も気にしない何かの面白さをピックアップしたい。”
私は凡人だから、凡人でしかないからこそ、才能を持ち人類の進歩たる人間を心から尊敬するし、その人間の手助けをしたいと思う。
この日記を公開するうえでTwitterで数人ブロ解した。別に他意はないのだけど。
癒されることのない渇きに必死に一滴の水を求めている人が、その渇きを癒すものではないだろうけどこういう癒し方もあるのか、とか、そういう人たちの直接にはならねどもなにか導にどうかなりますようにという気持ちが半分というか。
人は誰しも一回きりの生しか与えられてなくて、その呪縛の中で右往左往するしかないのだけど、そこで「なぜ自分の生が与えられたのか」「なぜ自分の生があるのか」「自分がホモサピエンスとして生まれた以上、何がその種に残せるのか」とか、そういう解決することのない悩みを抱え、そうした悩みと生涯共にする覚悟がある人間が好きだし愛している。私はこうした解のない、だけれども悩まずにはいられない問題をそもそも考えられるという時点で贅沢だとも思うのだが、それでもその悩ましい種たちを人類の美徳として慈しんでいたい。私は今日にしか生きていないけれど、人類として生まれ落ちたからに、人類史を歩んでいる。(後で読み返したけどなんなんだこの文章、キモいな)
何者でも足り得なかった寂寞
それが私の愛だと思う。才を持たなかったが故の、凡人なりの、愛だと思う。何者でもいてくれなくていい、ただそっと、お互いに、重さに傾げた首のよすがの肩であってほしい、そう思う。たとえこれが夢見物語でも、私はきっと諦めたくないしそう信じていたい。
いつかよすがの君
2022/06/02
例えば週末、渋谷のツタヤでDVDを2、3本レンタルする。そのあとはぶらぶら散歩して、新宿行って紀伊国屋書店をひやかして、ドトールなんかで最近読んだ本見た映画の話なんかして。なんならドトールでお互いだんまりで一冊本を読み終わるまでコーヒーをのむだけでいい。少し遠回りして家に帰って、その日は惣菜とストックしていた少し特別なお酒を開ける。それで渋谷TSUTAYAで借りてきた、DVDを見る、とか。そういう日々でいい。
2022/06/04
どうでもいいことばかり覚えていて思い出す萎縮した脳みそ。ブツ切れの記憶をぐるぐると再生する様は壊れたレコードのよう。
虹に光る無数の凶暴なガラス片を飽くこともせずに撫で続けている。
2022/06/05
うわー!となりながら人生。
生きる実感も実存もなくふわふわとまるで地縛霊のように地元と吉祥寺を往復している。電車の時間と乗り換えに毎日血反吐を吐いているが、行き帰りで映画を一本くらいは見れるのでその点はいい。それ以外は全部良くない。電車とかいう最悪の乗り物。
2022/06/06
一人暮らしについて考えているのは大学一年生からで、物件探しも生活費シュミレーションももはや特技ですらある。何度でも憧れ続けている一人暮らしであるが、手取りで考えると5、6万しか自由に使えるお金は残らないわけで、そこから貯金だのなんだのと考えると頭痛がする。身体的苦痛もお金には換えられず、結果実家暮らしを選択し続けている。お父さんお母さんいつもありがとう。
100万円貯めても引っ越し資金で半分消えるの狂ってないか?資本主義がよ
2022/06/07
血肉の詰まった袋があまりにも実体だから夏になりかけた空気に霧散することもできない。
2022/06/09
”芸術体験とは、主体が揺さぶられ、それ以前と以後では、世界が一変して見えるような体験であるに違いない。問題はその後だ。様々な形で美や崇高さに触れ覚醒した者も、翌朝には、それでも変わらないこの世界に改めて深く絶望し、どんなに素晴らしい表現や作品がこの世にあろうと、全ては無意味であると悟る。また同じ絶望を味わうくらいならこのまま目を覚ましたくないと思いながら眠りにつく。そしてまた目が覚める。真の「覚醒」などない、毎日ただ繰り返される「起床」に、なんの意味があるのだろうか。“
2022/06/10
人生は物語じゃないから4幕構成もフックも主人公もヒール役もなんにもない、あるのは私という我と世界の対峙でしかない。なんなんだこれ。
バレットバレエという映画の素晴らしさについて。知り合いにお勧めして見せたら微妙そうな反応だった。
鉄男の絵コンテ欲しいけど2万するBOXの特典なの泣いた。貧民すぎる。
2022/06/11
自我を保てないので日中はキュートアグレッションに満ちた生き物を心に飼育してなんとかしている。なんとかなれ〜!ワッワッ!泣いちゃった...
2022/06/12
夏は嫌いだ。だけどもそろそろ夏になるので髪を青く染めた。
2022/06/14
思うに苦労が資本に集約されすぎている。世帯年収1400万超のシティーボーイに生まれたかった。
フランケンシュタイン読みたい。
2022/06/16
街に刻まれたあらゆる心の痛みは彩色を保ち鮮やかなまま。
2022/06/17
会話が下手くそすぎるのでデカい声と独り言で誤魔化しているけれど、いや、というか誤魔化せているのかこれ。多分誤魔化せていません。会話難しい。なんとかなれ〜。
出来損ないの泥人形はヒトもどきでさえないのだろうか。
2022/06/19
武蔵野中央図書館バルト全集あるのすごすぎる。
今月あと1000円で生きていかなければならないの辛すぎるので早く来月になってください。
2022/06/20
最近くしゃみが止まらないんだけど花粉ですか?
同じ画面見てても取れる情報量の差がすごすぎて歯軋りをしている。そもそものインプット量が違う、それはそうなのだけどどこで覚えてくるんだそういうの。見方というか文法というか、そういうの。悔しい。
2022/06/21
今月中盤からかなり精神面が安定していて、なにか熱中できることがあると大丈夫なのかなと思った。逆説的に、精神面が安定したからなにかに熱中することができたのかもしれないが。まあともかく精神面の異常はほぼなくなってあとは寝れないくらいの弊害しか残っていない。何とかなってよかった。
2022/06/22
今年から自分の頭髪は何回か変えているのだがそこにアイデンティティやこうあろうろすする自我はなく、なんか一年間でコロコロ色変えたらおもしろそうだな程度の興味本意があるだけである。個人的見解として、頭の色で差し色ができる分、白Tにジーンズでもワンポイント入ってる感が醸し出せる気がする。そういえば去年の秋くらいから服装に対するあらゆる興味を失い、もともとそれがほとんどなかったために限りなく衣服への情熱が0に近いものとなった。白と黒の半袖を複数枚とジーンズ2、3本をスティーブ・ジョブズばりに着回している。特に支障はないけれども電車や街でちゃんと人間の格好をしている人を見かけると微ダメージを食らうようになった。
2022/06/21
空気がじっとりしているだけで体の疲労が半端ない。来なくていいよ、夏。
2022/06/23
ねむい〜寝れない〜
なぜか今日で6月終わると思っていたけど普通にあと一週間あった。
寝れないという生理現象が直結で苦しいという感情に結びつくの嫌すぎる。でも寝れないのって苦しい感情かなりそれそのものなんだよな。
2022/06/24
触れた無知は何よりの勇気にもなりうるが、私にとってそれは強い希望を見出すと同時に表裏一体か、それを呑まんとすばかりの絶望と希死念慮を感じずにはいられなくなる、あまりに白く眩くも深淵を湛えた暗いぽっかりと空いた穴である。
2022/06/25
1ヶ月五万円の自由費、意外と何とかなりそう。飲みの回数を減らせばイケる。ただやっぱり欲しい本もためらうし映画もバンバン見に行けない。そもそも頭髪に2万かけるなという話、それはそう。
2022/06/26
ここ最近の土日は家でYoutube見て寝腐って終わるのだが虚無感がやばすぎる。退廃ここに極まれり。
2022/06/28
破滅思考をうたえども定職に就きリボもサラ金もしてない時点でまだ社会性を保てている気がする。社不に構えた常識人枠。常識の拡大解釈。
人格と性格ってどっちがどっちだっけ。性格が生来?生来は気質か。なんか思考がダメすぎるワロタ〜と思い続けて人生だけど、スキーマをなんとかすればなんとかなるのだろうか。全部どうでもいいやとどうでもよくないの繰り返し、必死すぎて馬鹿みたいだ。その馬鹿さを自ら嘲笑して襲われる虚無感。なれど本当に必死にやってきたことなどなく、海に揺れる藻草のようにゆらゆらとプカプカと、己の意志さえ流してしまった。自意識との闘争なのだ、これは。30分前に飲んだ睡眠薬から泥のような眠りへの誘い。私生活。他者とのつながり。人は一人で生きられないと道徳の授業でそういえば昔に習った。昔の話、ずっとずっと昔の話。エアコンがある時代に生まれてよかった、それだけは確かなことだ。
断片的な記憶の欠片は一塊を成すことを忘れ、そこらじゅうに散らばっている。ときには自らが記憶だったことすらも忘れ海の中に沈んでいく。かろうじて残った欠片も、記憶の海を歩くたびに割れてすぐに粉々になって、風に吹かれてどこかへ飛んでいく。持続する記憶、完了形のそれなどなく。あやふやでくぐもった記憶たち。脳みそにさんざめくのは記憶でなく声たち。小鳥の囀りのように、嵐のように、どこかの犇く交差点のように、声声声、声の奔流。誰かが駆け出すと皆駆け出し、誰かが笑えば皆また笑う。全ては失われ、頭の後ろにできた重い湖の澱みとなる。何をしたかったか何を誰とどうしてどうやってどんなに何を何と何もどれかなぜなにを...全てがぐちゃぐちゃになり一緒になりなにかの輪郭をなすこともなく、頭痛の澱となって沈んでいく。
10代の傷つきやすい心を大切に大切にしていたら歳だけとってしまった化け物。2値化の基準の愚かしさなどとうに気付いているのに手にすることができない。少女に憧れる病であるから。「寂しさ、寂しさ、寂しさ、この寂しさを救ってくれるものはないか、美しい姿の唯一つでいいから、白い腕にこの身を巻いてくれるものはないか。そうしたら、きっと復活する。希望、奮闘、勉励、必ずそこに生命を発見する。この濁った血が新しくなれると思う。」
日記,2022/04/28-2022/05/28
2022/04/28
私の脳内は常に会話が目まぐるしくなされているが、時たま変な語尾のやつがいて変な気持ちになる。一体誰なんだ、なんなんだ、おまえは。
いつか中学生のころ、私は死んでないから生きているのだと友達に話した記憶があるのだが、今そうなっていてすごい。人生は永続の伏線回収機関。
明日への不安を誤魔化すために飲む酒。今日限りの灯火の美しさ。
人生は祈りの旅路で祝祭だから。だから長い長い祈りの旅路が、あなたにとってせめていいものでありますように。幸福でありますように、それが良い旅路でありますように。その道に正しさや美しさや善いことがありますように。これは私からの最後の呪いで祝詞です。どうかせめて、あなたは幸せであってください。
言語はあまりにも不自由だが伝達手段としてそれしか私は持たないしその不自由さを自覚してもがくしかないんだよな。
2022/04/29
土砂降り、繋がっているのはきっと天国。
死にてえなとツイートしたら遊ぶ当日までは生きてくれと友達からLINEが来てややウケた。
私の祈りを救うために、私は他者の幸せを願ってやまない。
「人生は祈りの旅路で祝祭だから。」これは私の祈りの言葉で私を支えている言葉なのだけど、でもこんなの嘘っぱちでしかない。でもそう私は思い込むしか生きる術がないから、心の底から信じて生きていくしかもうなしようがないから、だからこの言葉を思い込んで信じて必死に生きている。
「人生は祈りの旅路で祝祭だから、だからどうかせめて善く在れますように、正しく在れますように、そこに美しさがありますように。」
2022/04/30
東京卍リベンジャーズ26巻まで読んだ。GWのどこかで漫画喫茶行きたい。
ほぼ一日中寝てた。
2022/05/01
“私人(Privatmann)の部屋はね、俗世のことを考えずにすむ幻想的な空間なんだよ。それで皆、部屋を作ろうと蒐集するわけだ。”
代替不能な私, 総体としての私という存在意義
いっぱい遊んで楽しかった。
2022/05/02
"性別とかいう全時代的概念、はよ消えてくれへんかな。そのために必要なら肉体も均質化してくれ。"
2022/05/03
ずっと私の悪い癖だと思ってたけど、知ってることに対しての興味のなさみたいな、ああしってるわみたいなことへの態度の悪さたるや。真摯でありたい、真摯であれ。
ベンヤミンのパサージュ論が読みたい。
節約しようと思った1分後にチェンソーマン全巻買ったし映画5、6本予約した。
自分の本質は小学生の頃の満点のテストを褒めてもらえなかった頃の私でしか多分ない。空疎な感情ではち切れんばかりのまま生きてきた22歳。
特に効果のない薬を今週ずっと飲み続けてきたが、本当に効果がなかった。
思索
渋谷のTSUTAYAでTカードを作ろうと思ったらカードの図柄を選べますよ!とお姉さんに笑顔で言われて、見守られながら東京卍リベンジャーズのキャラクターの図柄を選んだ。場地さんℒℴνℯ......。
2022/05/04
最近デカい犬見てないな。
2022/05/05
躁転できた日、パチンコで当たり出た感じの気分になる。
新宿御苑前に住みて〜って思って調べてたら2畳5まんえんのへやがでてきてこわくてないちゃった。
映画館、金持ちだったら両隣も予約をとるのに。映画館で予約を取ると、大体の確率で隣りの席がやべえおっさんなんだけど、私が当たり引きすぎなのか映画館にやばいおっさんがいっぱいいるのかどっちなんだ。せめてちゃんと風呂に入ってきてくれ。あとカサカサ動くおっさんも無理。意外と隣の席でも腕とかチラチラ見えて不快だし、なによりカサカサ摩擦の音が意外と響くってことを知って欲しい。私が神経質なだけじゃ絶対ないと思う。
2022/05/06
”深く問う、とはこういうことだ。個から国家までを貫く思索の轍をたどる“
酒を一回飲むと限度まで行きたい!みたいなスイッチが入ってしまっって大体周りに迷惑をかけながら飲んでる。これにはいくつか思い当たる節があるが、それはともかく一刻も早く酒癖を良くしたい。
口唇期だから口元になにかないと落ち着かない。だからこそ手元にある飲み物はすぐに全部(大体)飲むしタバコも吸っちゃうのだが、普通の人ってどうしているんだろうか。落ち着かなくて常にソワソワしてしまう。
酔っ払って一人でふわふわ考えている。私は私の有限性の価値、つまりは生まれ持ってしてたまたま今ある若さとか、たまたま持ち合わせたそれなりの容貌を過信していて、そうしたもののの限界とかじゃあいざそれらがなくなったらどうすんのみたいな、それがなくなった私って市場価値がなくなってしまうんだろうなみたいなそういう予感に常に苛立っているし焦っているのだと思う。それってつまりは、逆に返せばそれらを持ち合わせなかった人間を私はどこかで馬鹿にしているってことだし、そういう自分の価値観に呆れるというか自己矛盾的な葛藤を抱いているのではないか。私は自分の外貌に大して意味は見出していないけれども、社会的接触の中で創り出される自己像はあるわけで、ああ心底それがなかったらと、そうであったらどれだけ私は自己破壊を繰り返さなければと、それと同時にそうでなかった自分自身に対して嫌悪と軽蔑を抱いているのだろうな。でも私は私として今あるそれそのものでしかなくて、そう生きていくしかないわけで、摩耗していく私の“価値”に諦めを感じるか、ともすればそれを共存/利用していくしかないわけで。一体どこまでが私でどこからが私じゃないんだろうか、どこまでが私そのものの価値で、どこからが社会的/文化的記号がもたらす価値なのだろうか。そうしたところをすっ飛ばして私を私、つまりは人間それそのものとして見てほしいという欲望/欲動の中で生きているわけだが、これもそもそも相手に私の私が言う”価値“とやらを認めさせているうえでの話だしそれすらも傲慢で非礼な態度ではないか。ああ、人間に目という感覚器官などなかったら良かったのに。
2022/05/07
ネットの墓場に日記という名の戯言の奔流を垂れ流しているのだが、どうやら意外と読まれているらしい。それで自分でも過去エントリーを読み直してみたが、自分の文章は結構好きかもしれない。「あらゆる限界をぶち壊し、カオスティックでドラマチックな現実を見たい。知や美、もしくはそれらが構成する人間というものが、なにかに隷属するのではなく、リアルタイムで脈動しインフレーションを起こす"今"の観測者になりたい。」とか、今の生き方への熱量ではもうこんないい文章は書けない。
そんなわけで、今この文章をよんでいる人がいたら昔のエントリーもぜひ読んでみてください。
“我々の為しうるのは、ただ神を愛し己を憎むことだけだ。部分は、みずからを、独立した本体だと自惚れてはならぬ。あくまで、全体の意志をもって己の意志とし、全体のためにのみ、自己を生きよ。”
病院に行った。私は薬をのんでないと動けないし脳みそが壊れているので、薬価800円くらいのバカ高い薬を大体毎日飲んでいる。こんな薬を毎日飲み続けないと“まとも”に生きていけない ——飲んですらそれになるというわけでもなく、実際には脳みそが壊れたままの範囲でなんとなくそれっぽいところまでは行ける程度の代物だが—— 自分は一体なんなんだろうなという空疎な気持ちと、いわゆる”まとも“な人はこのハンデもなく“普通”に生きているのかという、嫉妬にも絶望にも似たザラザラした感情を抱かずにはいられない。
2022/05/08
友達によく出会いの場が欲しい〜と喚いているのだが、マッチングアプリは嫌で、「私は路傍に咲く野の花の美しさに心奪われたいのだ」という趣旨のことを言うと苦笑いされる。ロマンチストでエゴイスト、それでも私は信じていたい。
自分の渇きが満たされるような、そんな幻想。太陽の輝きに焦がれ地に落ちたイカロスもきっとこんな気持ちだったのだろうか。
たとえ地に、よしんば地獄に堕ちようとも私は絶対に諦めたくない。
”寂しさ、寂しさ、寂しさ、この寂しさを救ってくれるものはないか、美しい姿の唯一つでいいから、白い腕にこの身を巻いてくれるものはないか。そうしたら、きっと復活する。希望、奮闘、勉励、必ずそこに生命を発見する。この濁った血が新しくなれると思う。“
2022/05/09
コロナ、自分の身の回りであまりかからないのであまり気にしていなかったのだが、世はコロナ流行中だったなあと思い出した。夏のマスクが本当に嫌なのと、絶対摩擦で将来シミになるので早いとこどうにかなってほしい。
マッチングアプリとかいう人間が発明した中で最も愚かな発見。ユリイカ!
駅前でチャウチャウを見た。チャウチャウって日本にいるんだ。
2022/05/10
虚無感からくる吐き気
2022/05/12
人と話した。みんなに幸せになってほしいという話をしたらみんな勝手に幸せになってるよと言われた。そっかーと思った。というか色々勝手に私がしゃべってたのだけれど、酔っ払っていたので全部忘れた。
人生何も先のこと考えずにはちゃめちゃに生きてるのって私だけらしい.
2022/05/13
雨で頭が爆発しそうに痛くて在宅にした。新人なのに一人舐め腐っているようで少し良心の呵責に苛まれている。しかも今週在宅にしたの3回目だし。
私営業むいてないんですよ〜って人に言ったらだろうねって言われてちょっと反抗した。おっしゃる通りで多分絶対向いていませんが......。
私も今日からアーニャ・フォージャーを自称して社会生活営もうかな。
『沖縄やくざ戦争』を見た。よかった。
“「言葉にしなかった考え事はみんな無かったことになって消えていく、と思うと、なんて無意味なことを僕らは必死にやってんだろうな」とか考えてしまって死にそうな気持ちになったりしているので、そろそろ批評が書ける。”
“「あのときああすれば良かった」はわりとない。だいたい全部やってやった。だいたい全部やってやったしそれでけっこう酷い目に遭ったりした。”
2022/05/14
今日暑すぎる。爆汗かいとる。
口元が緩いので、よく飲み物をぶち撒けたり溢したりしている。やると結構落ち込む。
口元が緩いので、よく言葉をぶち撒けたり溢したりしている。やるとかなり落ち込む。
私の所有物も身体も感情も思考も全部私のものだから、誰にもなんにもあげないしあげられない。だから私のことは誰にも分かってもらわなくていいし、理解されたいとも思わない。私はそう在るだけで、それ以上でもそれ以下でもない。確かに私は自分のことを人に話すけど、そこに対してなにかを理解してほしいわけじゃない。本当に?
"苦しすぎるので感情を消してほしい気持ちと、美しいものをそのまま美しいと思いたいから感情を消さないでほしい気持ちとが、拮抗してきた。"
2022/05/15
トーマスマン
映画 1895年 リュミエール兄弟
「愛してますから、子供と安子を愛してます」「必ず幸せにします、大事にします、一生を大切にします」
私は信じてない、そういうもの。
胃の底が痛い、呼吸が苦しい。喉がぎゅっと掴まれているような、そんな感覚。
私は私がそうとしてある以上に、他者がそう望む私でいたい、のかもしれない。でもその押し付けられた自分を全部壊してぐちゃぐちゃにしたい、という本能にも抗えない。
会社で人間やれてないの、私だけらしい
“哲学書の特徴は、賞味期限がとてつもなく長いことです。新聞は一日、週刊誌は一週間という短さですが、哲学の本は十年、百年という単位で人々に影響を及ぼします。なかでもアリストテレスは千年単位の哲学者です。十三世紀に活躍したトマス・アクィナスにとってさえ、紀元前四世紀のアリストテレスは千五百年以上前の人物でした。”
ーNHK 100分 de 名著 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 2022年 5月 [雑誌] (NHKテキスト)
私は誰かの1500年でありたい、届かない恋文。
”ある物を占有することは、自分以外のすべての人間に対してそれを神聖で恐るべきものとすることであり、自分だけに「かかわる」ものとすることである”
”一種の生産的な無秩序は、「非意識的な記憶」のカノンであると同様、蒐集家のカノンでもある。”
私に二面性なんてない。あるのは外殻と内殻だけ。内殻が隠しきれていないから不自然なのかもしれないけれど、私は一貫して一人で、ひとりだ。外に見えているそれと内とのそれも別に裏表とかではなくて、一人でいると内省が暴走して自己破壊のかぎりを尽くしているだけで、外面に二面性みたいなの、本当にない。
いろんなものがまぜこぜで破滅と破壊衝動でぐちゃぐちゃになっていてもなんとか人間でありたいしせめて人に対する時は人でいようとしたい。不自然で作り物っぽく演技っぽくて、そのクセめちゃめちゃにボロ出してても、バカみたいに病んでてグチャグチャでメンヘラで一人じゃ何もできない自己承認欲求と自己愛のバケモノをそのままに野に放つよりはまだマシでしょう、そうじゃないですか。理解なんてされたくないし共感もされなくていい、わかってほしいなんてもう望んですらない。私は今のところこう在るしかなくて、それしか解がないから、もっと上手くやるようにするから、ただこうあるしかない私を許してほしい、見逃してほしい。それすらも傲慢ですか?
これを公開しているのに特に意味はなくて、思っただけのものたちは言葉たちは泡沫に消えてしまうから、せめて私が覚えていたくて、それを空き瓶に詰めて海の向こうに流すような、そんな行為でしかない。
2022/05/17
ああ死にてえな、死にてえのはこんな夜だ。満たされて満たされて、それ以上が何もない夜。私は誰かの傷跡にただなりたいだけなのかもしれない。臆病で高慢な私をどうか許してください。美しい夜に、美しい夜がいい。
全部どうせ忘れちゃうからさ、せめて忘れたくないの、自分自身は。だから言葉にするの。そうやって自分に祈りと禊を捧げるの。いつか生きていたいと心からそう思った自分に祝福を込めて、今の気持ちを忘れていたくないと思うの。
どなたかせめて一輪の花を手向けてはくださいませんか。
2022/05/18
私は怠惰で臆病で傲慢で嫉妬深く
生きていたい。好きな人に好きでいてもらいたい。死のうかな。
死ぬ間際の一輪の花火!大輪だといい
前方3mmの視野
『その男凶暴につき』で橋の欄干で首吊んだよ、主人公の友人が。なるほどと思ったね。
2022/05/19
”この世に生きたすべての人の、言語化も記録もされない、本人すら忘れてしまっているような些細な記憶。そういうものが、その人の退場とともに失われてしまうということが、私には苦しくて仕方がない。どこかの誰かがさっき食べたフライドポテトが美味しかったことも、道端で見た花をきれいだと思ったことも、ぜんぶ宇宙のどこかに保存されていてほしい。"
2022/05/20
「自傷行為のうちの発言、自傷行為のための発言。それをしなくてもいいのにわざわざ言う。」
私はリストカットも抜毛もしないけど、たしかにそれによって自分を傷つけていてしかもそれを辞められないという時点で、私にとっての発話という行為はそれそのものが自傷行為であるかもしれない。
ラングストン・ヒューズ『助言』
2022/05/21
"大学に行きたくない、働きたくもない、けれど何かをやりたいわけじゃない。それがこの頃のおいらだった。今だったら完全にニートだよね。人生において唯一、「何者でもなかった」という時期かもしれない。(中略)だからといって死ぬのも嫌だった。自殺する気もなかった。頭の中ではいい女を抱きたいとか、うまいものを食いたいとかあったけど、じゃあそのためにしゃかりきになって働くかというと、ちょっと違う。とにかく「どうしようかな」なんてぼんやり考えていただけの時期でさ。それが許される時代でもあったのかもしれない。"
”我々の人生というのは、生きて死ぬまでの”間”でしかない。生まれたときの”点”と死ぬときの”点”があって、人生はその間のことに過ぎない。見つかるはずのない「生きている理由」を探すよりも、そう思った方が楽になる。おいらなんてそう思うんだけどね。”
ービートたけし. 間抜けの構造. 新潮社, 2012.
2022/05/23
"もし造形芸術に精神分析を適用したならば、死体に防腐処理を施す慣習が、造形芸術の誕生の重要な契機とみなされるかもしれない。(中略)その点で古代エジプトの宗教は、人間心理の基本的な欲求、すなわち時の流れから身を守ろうとする欲求を満たしていた。死とは時間の勝利ほかならない。人間の身体的外見を人工的に固定してしまうこと、それは存在を時間の流れから引き離すことであり、存在を生につなぎとめておくことである。"
ーBazin, André, and 野崎歓. 映画とは何か. 上. 岩波書店, 2015.
2022/05/24
ガチで今一番Twitterで来てるアカウントハムスター短歌と冨樫
2022/05/25
あ
2022/05/27
夜ほぼ毎日無意味に希死念慮を抱きながら涙を流して明日のために睡眠薬を飲んでなんとか眠りにつくの、普通に病気らしいです。
睡眠薬とアルコールを飲んで頭が回らなくなって書いた支離滅裂な文章の残骸がメモ帳に時たまあって、本当に覚えがないので笑えるし怖い。
2022/05/28
空白
シリウスの波際、残響のあいだ。
いつか星を見に行きましょう。
空で1番輝く星を、1等星を、シリウスを、きっと見に行きましょう。
繰り返されるいつかとまたは、きっときっときっと来ない。
白痴の私はそれを信じる。
けれども降り注ぐ星の光が死んだ光であるように、
彼らは生まれた時から既に骸だ。
いつかねなんて来ない。
またの日なんて来ない。
私は今日を廻り続ける、己の尾を追い回す駄犬のように、狂ったタンゴを踊るように。
閉じて閉じて閉じて閉じて閉じた日々。
飽きることもせず24時間365日、同じところを回り続ける思考。
飽きないの?飽きたよ。
馬鹿みたいだね。馬鹿みたいでしょ。
そっか、じゃあまたね。
さようなら、いつかの日なんて来ませんけれど。
寝れない。長い夜。明ける。光。朝。寝れない。
頭が痛い。胃の底で暗い深い穴が口を開けた。
濁ったシナプスは無意味な電気信号を送り続ける。
目からボロボロ水が垂れる、悲しくなんてないのに、意味なんてないのに。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる——
ねえ私、いつ間違えちゃったんですか、どこで間違えちゃったんですか。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる——
こんなことなら最初から全部なかった方がよかったでしょうか。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる——
どうして私は、私は。私は?
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる——
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる——
閉じて閉じて閉じて閉じて閉じた日々。
いつかなんてこない。
私が自分で自分を殺せる日なんてきっと来ない。
また明日、を何度だって繰り返して今日も健やかに生き延びる。
またいつか、お元気で。
またいつか、遊びましょう。
またいつか、今日を辞めましょう。
火事ですか、救急ですか、今日ですか。
私にいつかはやってきますか。
■
ただ漫然と生きている。
なにかに満たされたくて朝まで起きていた。
2020年3月21日
■
夏まで生きていようと思った。
秋まで、冬まで、春まで。
そうして何にも気付かぬまま、21になった。
前ほど死にたくはなくなった。
ただ前よりも生きていることに鈍感になった。
痛みを伴わぬ生は腹の奥底で暗く蠢き時折内臓をぐちゃぐちゃにするくらいで、特に何食わぬ顔をして私は今生きている。
2021年7月22日
見たい映画セトリ
セトリ的な三個単位の組み立て構想。
家で映画を見るときは大体2、3本まとめてみるのだが、2、3本見よう!てなったときに一々探すのが意外とだるい。というか、各社配信サイトは映画をディグらせる気が全くないと思う。
それと私は意外とマメにFilmarksにせっせと登録しているのだが、見た映画が三個で横並びするので、三個単位で似た系統を揃えたいと思って3本組みのセトリを組んでみた。ちなみにFilmarksはクソアプリというか、現代社会のダメなところが詰まっていると思うし、UIが最悪だしで私は結構なアンチです、使ってるけど。
組み合わせ自体は結構テキトーで、みたい映画をなんとなくジャンルとかで組み合わせただけのお粗末なものだしちょいちょい納得のいっていないものもあるのだけれど、まあしばらくは見る映画に迷わなそうでワクワクする。たくさん映画が見たい。
・狂い咲きサンダーロード
・ゴッドスピードオブユー
・ゆきゆきて、神軍
・Mishima
・選挙
・沖縄やくざ戦争
・生きてて良かった
・アンダードッグ前編
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・死刑執行人もまた死す
・炎628(dvd要購入)
・デルスウザーラ★
・地獄の黙示録
無印はU-NEXTでみれるかDVD所持しているもの、あとは映画館。☆はAmazonPrimeでみれるやつで、★はTSUTAYA、△はAmazonレンタルしなきゃいけないもの。
ラム餃子が食べたい
ラム餃子が食べたい。
ラム餃子を食べて、猛烈に酔っ払いたい。
いや、本当はラム餃子なんて小洒落たものじゃなくていい。ただの餃子でもいい。
焦げ目がパリッとした餃子はジュウジュウ言っている。かぶりつくと肉の臭さと白菜のシャキシャキしたのが歯をつたって顎に染みるので、そこをすかさずハイボールで冷やしたいのだ。
いや、本当は餃子なんて食べなくていい。
ただ猛烈に酔っ払って、裸足でアスファルトを駆け回りたい。私の檻を飛び出して、ハミングしながら車の群れと踊りたい。
腹の底から嘔吐して空っぽになってから、川にじゃぼんと飛び込んで、身体の熱を感じたいのだ。
ああ、食べたい。餃子が食べたい。ラム餃子を食べたい。